【本サイトのリンク先には広告が含まれています】
皆さん、こんにちは!
自分の生き方は間違っていないのか?
あるいは、いろんな人の生き方が気になる。そんな人におすすめの番組が、「人生の楽園」ではないでしょうか。
2026年9月5日放送のテレビ朝日系『人生の楽園』の舞台は、島根県松江市です。
今回の主人公は、吉川司さん(42歳)と妻の佳奈美さん(41歳)。司さんは20年間勤めた鉄工所を退職し、なんと松江の町から姿を消していた観光人力車を復活させました。
しかも、ご夫婦の挑戦はそれだけではありません。2023年12月には自宅を改装し、『かふぇ かなちゃん家(ち)』をオープン。佳奈美さんの手料理や自家製パン、司さんが打つ蕎麦まで味わえる、何ともユニークなカフェです。いいですね!
人力車を復活させ、さらに自宅カフェまで始めてしまう――。『人生の楽園』でもなかなか珍しい生き方ではないでしょうか。
いったいどんなご夫婦なのか。そして『かふぇ かなちゃん家』はどんなお店なのか。公開されている情報をもとに詳しく紹介します。
吉川司さん・佳奈美さん夫妻とは?

番組情報より
吉川司さんと佳奈美さんは、ともに島根県松江市出身です。
司さんは高校卒業後、地元の鉄工所へ就職。一方、佳奈美さんは短大を卒業して保育士として働いていました。
2人は共通の友人を通じて知り合い、司さん24歳、佳奈美さん23歳のときに結婚。その後、子どもが誕生すると佳奈美さんは保育士を辞め、子育てに専念します。
司さんは家族を支えながら鉄工所で働き続けました。
ところが勤続20年目、38歳になった頃、大きな心境の変化が訪れます。
これまで鉄工所の仕事ひと筋で生きてきたことに対し、「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安を感じるようになったのです。そして、人と直接向き合う接客の仕事にも挑戦してみたいと考え、20年間勤めた会社を退職する決断をします。(テレビ朝日)
安定した職場を離れて40歳を目前に新しい世界へ飛び込むわけですから、相当な覚悟が必要だったはずです。
人生を変えたのは家族旅行で乗った「人力車」
そんな司さんの新しい人生を決定づけたのが、家族旅行でした。
旅行先で人力車を体験し、その楽しさと俥夫の仕事に感動。「自分も人力車を引いてみたい」と考えるようになったといいます。テレビ朝日の番組紹介でも、この家族旅行での人力車体験が大きなきっかけになったことが明かされています。
そこで地元・松江について調べてみると、かつて観光用の人力車が走っていたものの、当時は姿を消していました。
普通なら「残念だな」で終わりそうなところですが、司さん夫妻は違います。
「ないのなら、自分たちで復活させよう」
という方向へ進んでいくのです。
この行動力がすごいですね。
保管されていた人力車を譲り受けて復活へ
この投稿をInstagramで見る
司さんは、かつて松江市内を走っていた人力車を保管している人物がいると知り、直接会いに行きました。
そこで人力車への思いや、松江観光を盛り上げたいという気持ちを伝えたところ、その熱意が認められます。
持ち主から、
「松江市の観光を盛り上げてくれるのなら」
という趣旨で、人力車を無償で提供してもらえることになりました。
夫妻は譲り受けた人力車を修理。そして単に車を引くだけではなく、観光客を案内できるよう松江の歴史や観光について猛勉強します。
こうして2023年3月、『水の都を走る人力車 まつ笑(え)』を開業しました。
名前の「まつ笑」には、松江を訪れた人に笑顔になってもらいたいという夫妻の姿勢が感じられます。
全国的にも珍しい「夫婦俥夫」
『まつ笑』の特徴は、司さんだけではなく佳奈美さんも俥夫として活動していること。
松江観光協会も、全国的にも珍しい「夫婦俥夫」として紹介しています。松江城周辺や玉造温泉などを人力車で巡りながら、松江の見どころを案内してくれます。(松江観光ガイド)
一般的な観光案内とは違い、人力車には独特の魅力があります。
歩くより少し高い目線から城下町を眺め、ゆっくりと移動しながら俥夫の説明を聞く。同じ松江城や城下町でも、徒歩や車とは違った風景が見えてきそうです。
司さんは現在も松江の歴史や観光情報を学びながら、お客さんに楽しんでもらえる案内を磨いているそうです。
「鉄工所勤務20年」から「観光人力車の俥夫」へ。
かなり思い切った転身ですが、「人と接する仕事がしたい」という司さんの希望には、まさにピッタリの仕事だったのかもしれません。
そしてもう一つの夢「かふぇ かなちゃん家」を開店

人力車事業を始めた夫妻は、さらに新しいことに挑戦します。
2023年12月、自宅を改装してオープンしたのが、
『かふぇ かなちゃん家』
です。
こちらは料理好きな佳奈美さんの希望から生まれました。単なる飲食店というより、地域の人たちが気軽に集まり、出会い、交流できる場所にしたいという思いが込められています。
地元メディアの取材に夫妻は、カフェも人力車も自分たちの「楽しい」を形にしたものだと語っています。
この言葉が、吉川夫妻の生き方をよく表している気がします。
最大のこだわりは「自家製食パン」
『かなちゃん家』で特に評判なのが、佳奈美さんが作る自家製食パンです。
生クリーム、バター、甜菜糖を独自にブレンドし、しっとりふわふわに焼き上げています。
パンだけを買いに訪れる常連客もいるほどで、2024年の地元メディア掲載時には2斤1000円でテイクアウト販売も行われていました。
その自慢のパンを使った看板メニューが、
フレンチトーストセット 1100円
です。
自家製食パンをミルクと卵に丸一日漬け込み、生クリームやバターを使って弱火でじっくり焼き上げます。

完成まで20~30分ほどかかりますが、出来上がったフレンチトーストは驚くほどぷるぷる。
地元メディアでは「プリンみたい」な食感として紹介されています。(ラズダ)
フレンチトースト好きなら、これは一度食べてみたくなりますね。
たまごサンドや発酵あんバタートーストも人気
パンを使ったメニューはほかにもあります。
地元情報誌掲載時には、
- フレンチトーストセット 1100円
- たまごサンドセット 1000円
- 発酵あんこのバタートーストセット 1200円
- 平飼い自然卵のたまごかけごはんセット 900円
- 生プリン 400円
などが紹介されていました。※価格は掲載当時の情報です。(ラズダ)

特に興味深いのが発酵あんこ。通常より砂糖を大幅に抑え、麹の自然な甘さを生かしているそうです。
さらに卵にもこだわり、松江市の養鶏場「ひろえもんふぁーむ」の平飼い卵を使用。野菜も地元農家から仕入れています。
スープには塩麹を使い、ドレッシングやマヨネーズ、デザートのヨーグルトまで自家製という徹底ぶりです。
豪華な料理を並べるのではなく、身近な食材を丁寧に手作りする「体にやさしい家庭料理」が、このカフェの魅力なのでしょう。
司さんの手打ち蕎麦も登場
そして『かなちゃん家』には、もうひとつ面白い名物があります。
人力車を引く司さんが、なんと蕎麦まで手打ちしています。

毎月5日・15日・25日の「5の付く日」は「5めんの日」として、2024年の紹介記事では10食限定「天ぷらお蕎麦セット」1200円を提供していました。
人力車を引き、観光案内をし、さらに蕎麦まで打つ。
司さんは本当に多才です。
一方で佳奈美さんはパンや料理を作る。夫婦それぞれの得意なことがひとつのお店に集まっているところも、『かなちゃん家』らしいところでしょう。
小さな子ども連れにもやさしい「おうちカフェ」
店内は靴を脱いで上がるスタイルで、畳のスペースも用意されています。
元保育士だった佳奈美さんらしく、小さな子どもを連れた家族でも気兼ねなく過ごせる空間です。イスやテーブルも低めにされるなど、細かな気遣いがされています。
いわゆるスタイリッシュな都会型カフェというより、
「知り合いの家に遊びに来たようなカフェ」
という表現が似合いそうです。
店名が「かなちゃん家」なのも納得です。
『かふぇ かなちゃん家』の口コミは?
口コミ数自体はまだ多くありませんが、食べログでは食事や雰囲気について好意的な投稿が見られます。
たまごかけご飯を食べた利用者からは、軽めのランチとしておすすめという感想があり、ご飯がおかわりできる点も評価されています。(食べログ)
また2026年6月の訪問者は、一軒家そのものの外観に最初は少し戸惑ったものの、フレンチトーストを注文し、キッチンから漂ってくるバターの香りが印象的だったと投稿しています。
まさに「隠れ家的な自宅カフェ」といったところでしょう。
なお駐車スペースは多くないため、車で訪れる場合は事前に営業状況とあわせて確認しておくのがおすすめです。
『かふぇ かなちゃん家』店舗情報
店名: かふぇ かなちゃん家(かなちゃんち)
住所: 島根県松江市東出雲町下意東916-26
電話: 080-1936-9891
最寄り駅: JR揖屋駅から約1.5km
営業時間: 月~木 9:00~15:00、金曜11:00~15:00との掲載あり
定休日: 土・日曜
駐車場: 3台程度
オープン: 2023年12月
Instagram: @cafe_kanachanchi
人力車の仕事との兼ね合いもあるため、訪問前には公式Instagramなどで最新の営業日、休日を確認することをおすすめします。
まとめ|人力車もカフェも「松江を楽しくしたい」から生まれた
吉川司さん・佳奈美さん夫妻の人生を見ていると、今回の『人生の楽園』は単なる「脱サラ物語」とは少し違うように感じます。
20年間勤めた鉄工所を辞め、松江から姿を消していた観光人力車を探し出して復活させる。そして今度は自宅を改装してカフェまで開いてしまう。
一見するとまったく違う仕事ですが、実は共通していることがあります。
それは、人と出会うこと、そして大好きな松江をもっと楽しい場所にすることです。
人力車『まつ笑』では観光客に松江の魅力を伝え、『かなちゃん家』では料理を囲んで地域の人が交流する。
「自分たちが楽しいと思うことをやってみる」。
言葉にすれば簡単ですが、それを実際に仕事にしてしまったところが吉川夫妻のすごいところです。
2026年9月5日の『人生の楽園』では、人力車を引く司さんと佳奈美さん、カフェで料理を作る姿、そして夫妻を支える松江の仲間たちも紹介されます。
城下町をゆっくり走る人力車と、自家製パンの香りに包まれた小さなカフェ。
今回も「こんな生き方もいいな」と思わせてくれる『人生の楽園』になりそうです。人力車に乗りたくなるかも?
関連記事です↓こちらもお読みください




コメント