アド街ック天国でも話題!飯能が誇る江戸創業の老舗「古久や」で武蔵野うどんを食す
【本サイトのリンク先には広告が含まれています】
皆さん、こんにちは!
本日は、行列のできるうどん店を取り上げます。
2026年5月30日放送の「出没!アド街ック天国」。ムーミンの世界が広がる街・埼玉県飯能を特集ですが、そのなかで、行列の絶えない武蔵野うどんの老舗「古久や(こくや)」が登場です。江戸時代末期から160年以上もこの地で愛され続けてきた味とは、いったいどんなものなのか。お店の魅力をたっぷりとご紹介します。
江戸末期創業、昭和2年の建物でいまも暖簾を守る
飯能駅北口を出て、昔懐かしい商店街をぶらぶらと歩くこと約7〜8分。細い路地の奥に、ひときわ趣のある建物が現れます。それが「古久や」です。

トモサクさんの写真(食べログ)
その歴史はなんと江戸時代末期にさかのぼります。もともとはいまの飯能大通りあたりで米や麦などを扱う「穀屋(こくや)」として商売を始めたのが起源で、周囲は一面の麦畑だったといいます。その後、区画整理によって昭和2年(1927年)に現在地へ移転。以来、実に100年近く、当時の建物のまま営業を続けているのです。
店構えは老舗感たっぷりの本格的な古民家。移転前の旧家から運び込んだという建具もそのまま使われており、敷居をまたいだ瞬間から、どこか「おばあちゃんの家に来たような」懐かしいぬくもりに包まれます。座敷のみの店内には、地元の祭りのカレンダーがずらりと並び、地域との深いつながりも感じさせます。

海彦7さんの写真(食べログ)
現在は6代目・細川博之さんが厨房に立っています。学生時代はレスリングに打ち込み、その後は8年間美容師として働きながらサーフィンも楽しんだという異色の経歴の持ち主。しかし20代も半ばを過ぎたころ、「受け継いできたものを引き継げるのは自分しかいない」と気づき、やがて飯能へ帰郷。修業を積んで6代目の座を継ぎました。いまでは週1日の休日にだけサーフィンを楽しみながら、毎日うどんを打ち、茹で続けています。
武蔵野うどんとは?飯能ならではの個性とこだわり
「武蔵野うどん」とは、東京都多摩地域や埼玉県を中心に食べられているご当地うどんのこと。一般的には太くゴワゴワとした食感が特徴で、豚バラ肉や長ネギといった具材の入ったつけ汁にどっぷり浸けて、ワシワシと豪快に食べるスタイルです。

ところが「古久や」のうどんは、そのなかでも一味異なります。コシはしっかりあるのに、するりとしたのど越しの良さも兼ね備えているのです。一般的な武蔵野うどんよりもやや細く、色も白くみずみずしい仕上がり。「製麺の際の層の重ね方に秘密がある」と細川さんは話します。毎朝丁寧に練り上げる自家製麺は、釜揚げでも冷でもおいしく食べられるよう、加水の工程にも細心の注意が払われています。
なぜこのような独特のスタイルが生まれたのか。それは飯能という街の歴史と深く関係しています。飯能はかつて林業で栄えた町。力仕事に従事する人々がしっかりとお腹を満たせるように、ボリュームは欠かせませんでした。しかし同時に、忙しく働く人々がすばやく食べられるよう、ツルっとしたのど越しも大切にされてきたのです。
また、汗をかく労働者のために体に塩分を補給できるよう、うどんを茹でたお湯「釜湯」が添えられるのも古久やの文化。薄めたつゆで塩気を補い、最後の一滴まで味わい尽くすのが古久やスタイルです。
看板メニュー「肉つゆうどん」の実力

hiro2084f5さんの写真(食べログ)
お客さんの圧倒的な人気を誇るのが「肉つゆうどん」です。
どっしりとした器に注がれるつゆは、関東らしい濃いめの醤油ベース。豚肉、焼いた長ネギ、しいたけがたっぷりと入り、底にはゆずも忍ばせてあります。出汁の旨味と力強い味わいが特徴で、冷たいうどんをくぐらせると、つゆがしっかりと麺に絡みついてひと口ごとに満足感があります。薬味にはゆず・七味が用意されているので、好みで味変を楽しむことができます。
特筆すべきはそのネギへのこだわりです。市場ではほとんど出回らない2Lサイズの太いネギを、季節ごとにさまざまな産地から仕入れており、地元の農家に直接足を運んで調達することもあるといいます。主役のうどんを引き立てる脇役にも、手を抜かないのが古久やの流儀です。
麺のサイズは「並」「大」「特」と選べます。「並」でも400グラムというボリュームで、通常のうどんに換算すれば約3人前相当。「大」は並の2.5玉分、「特」はなんと1キロという豪快さです。それでいて価格は並盛りで780〜800円台という良心的な設定。コストパフォーマンスの高さも人気の秘密です。
うどんは「冷(水締め)」と「あつもり(釜揚げ)」から選べます。冷はキュッとした弾力と、噛むほどに広がる小麦の風味が楽しめる一品。一方の釜揚げは、時間が経っても食感の変化が少なく、麺とつゆの絡み具合が抜群。現在は約7割のお客さんが釜揚げを注文するといいます。夏場でも4割近くが釜揚げを選ぶほど、年間を通じて愛されている食べ方です。
こだわりの器と、変わらぬ味
古久やのうどんを盛るうつわは、祖父の代から変わらず同じデザインのものを使い続けています。あるとき生産が終了してしまったため、地元・飯能銀座商店街の菊屋にオーダーメイドで作ってもらったというほどの執着ぶり。「お客さんにも、こくやといえばこのうつわというイメージがついていると思います」と細川さん。
メニューの構成もほとんど変わっていません。肉つゆうどんに加え、天ぷら(イカ、みつばのかき揚げなど)がサイドメニューとして揃います。天ぷらは食べやすくカットされており、つゆに浸してもしっかりおいしい仕上がりです。
「昔から自分でもおいしいと感じている味で、今日まで古久やを守り続けている」という細川さんの言葉が、すべてを物語っています。新メニュー開発よりも、変わらない一杯を丁寧に作り続けることへの誇りと責任感が伝わってきます。
食べログ口コミ・評判まとめ
食べログの評価は3.62(口コミ483件・2026年5月時点)。保存数は28,000件を超えており、飯能エリアでは飛び抜けた人気を誇ります。寄せられた口コミからは、こんな声が聞かれます。
「武蔵野うどんの中ではダントツに美味しい。茹で加減をお好みで注文できるのもうれしく、スタッフの方の対応も丁寧で気持ちがいい」(常連の方の声)
「飯能駅から徒歩15分ほど。コシのある硬めの武蔵野うどんで、この値段でこのボリュームは素晴らしい」(遠方からの来訪者の声)
「古民家のような店内で、初めての武蔵野うどん。外で30分ほど並びましたが、その価値は十分ありました。コシがあって、とにかく美味しかった」(初訪問の方の声)
「肉つゆうどんを何十回と食べているが、飽きない。コシのある麺と濃いめのつゆのバランスが絶妙」(リピーターの声)
一方で「天ぷらが冷めていた」「期待が高すぎて普通に感じた」という正直な声もあります。行列覚悟で臨む人気店ですが、平日のピーク前後をずらすと比較的スムーズに入れるようです。駐車場は店舗隣に7〜8台分あり、回転も意外と早いとの声も多く見られます。
アド街ック天国の放映で、さらなる注目を集める飯能の名店
ムーミンの世界観が楽しめるレジャー施設「メッツァビレッジ」や、豊かな自然環境で近年ますます注目が高まる飯能。そんな飯能観光のランチスポットとして、古久やは今後さらに賑わいを増しそうです。
「武蔵野うどんと言えば古久やだよね」と言ってもらいたい——細川さんのその言葉を体現するように、160年以上の歴史をつなぎ、今日もまた丁寧にうどんが打たれています。飯能を訪れる際には、ぜひ列に並んでその一杯を味わってみてください。きっと、また来たくなるはずです。
店名:古久や(こくや)
住所:埼玉県飯能市八幡町6-9
電話:042-972-3215
営業時間:11:00〜14:10(L.O)※麺が売り切れ次第終了
定休日:日曜日・祝日
アクセス:西武池袋線 飯能駅北口より徒歩約7〜8分
駐車場:あり(店舗隣、7〜8台)
予算:〜999円(ランチ)
※営業時間・定休日等は変更になる場合がございます。来店前に直接店舗へご確認ください。
関連記事です↓こちらもお読みください(同じ番組で紹介されました)



コメント