【本サイトのリンク先には広告が含まれています】
皆さん、こんにちは!
本日は「ポツンと一軒家」の話題です。
2026年9月27日放送の「ポツンと一軒家」に、鹿児島県の深い山の中にある「そうめん流し」のお店が登場しました。
そのお店が、鹿児島県出水市にある「そうめん流し 流れ庵(流れ菴)」です。
いやあ、驚きましたね。
「ポツンと一軒家」ですから、当然ながら場所はかなりの山奥。ところが、夏になると大勢のお客さんが訪れ、繁忙期には300人ほどが集まることもあるという人気店なのです。
番組によれば創業から約50年。現在は3代目店主の娘さんが4代目を引き継ぎ、家族で店を守っています。
鹿児島ではおなじみという「そうめん流し」ですが、よく聞く「流しそうめん」とはちょっと違います。
いったいどんなお店なのでしょうか。
鹿児島県出水市の山奥にある「流れ庵」

流れ庵があるのは、鹿児島県出水市武本。
市街地から山へと入っていった先にあり、周辺には豊かな緑と清流が広がっています。店舗のそばには落合川が流れ、川のせせらぎを聞きながら食事ができるという、いかにも夏に訪れたくなる場所です。

番組でも、捜索隊が人の気配がほとんどない山道をどんどん進んでいました。
「本当にこの先に人気店があるの?」
と思ってしまうような場所なのですが、たどり着くと立派な門構えと大きな店舗が現れます。
しかも繁忙期には300人もの人が訪れることがあるそうです。番組公式サイトでも「繁忙期は300人が集う」と紹介されています。
まさに「わざわざ食べに行く店」なのですね。
創業約50年!現在は娘さんが4代目

流れ庵は、番組によると創業約50年。
現在は、先代の娘さんが4代目店主として店を切り盛りしています。(初代、2代目は親戚関係者ではありません)
4代目は30歳のときに父親から店を受け継ぎました。父親は設備関係の会社も経営していたそうですが、そうめん流しの店を娘へと託しました。
そして、ご主人は別の仕事をしながら店を支えています。
2020年のコロナ禍では、山奥までお客さんに来てもらうスタイルだけに、店も大きな打撃を受けたそうです。しかし4代目店主の「店を残したい」という思いと、ご主人のサポートもあり、苦境を乗り越えてきました。
出水市では、そうめん流しを専門に楽しめる店が少なくなっていることもあり(現在は1軒のみ)、4代目には「ずっと続けていきたい」という思いがあるようです。
家業を継ぐというのは簡単ではありません。
ましてや営業できる期間が限られた山奥のお店です。それでも50年ほどにわたって続いているところに、地元で愛されてきた理由が感じられます。
「そうめん流し」と「流しそうめん」は違う?
番組を見ていて気になったのが、「そうめん流し」と「流しそうめん」の違いです。
一般的な「流しそうめん」は、竹を半分に割った樋などに水を流し、上流から流れてきたそうめんを箸ですくって食べます。
一方、鹿児島でおなじみの「そうめん流し」は違います。
テーブル中央に丸い水路があり、その中を水とそうめんがくるくると回転します。
そこへ箸を入れ、回ってきたそうめんをすくうのです。
鹿児島県の観光公式サイトも、「真ん中にぐるぐるとまわる冷たい水流のある円形のテーブル」を使う食文化として紹介しています。
「流れていってしまった!取れなかった!」
ということが基本的にありません。
取れなくても、また一周して戻ってくるわけです。
これは子どもも喜びそうですね。
そうめん流し発祥は指宿「唐船峡」
この鹿児島式の回転式そうめん流しが生まれたのが、鹿児島県指宿市の「唐船峡(とうせんきょう)」です。
指宿市の資料によると、1962年6月1日、旧開聞町で湧水を利用したそうめん流し場が始まりました。
最初は現在のような回転式ではなく、竹樋にそうめんを流すスタイルだったそうです。
その後、たらいの中を洗濯物が回っている様子をヒントに、円形の「回転式そうめん流し器」が開発されました。
これが鹿児島各地へと広がっていったのです。
現在の「指宿市営唐船峡そうめん流し」は、年間約20万人が訪れるほどの人気スポット。平成の名水百選にも選ばれた冷たい湧水を使ってそうめんを楽しめます。
つまり、
流しそうめん=竹などを使って上から下へ流す
鹿児島のそうめん流し=円形の水路でくるくる回す
と覚えておけば、わかりやすいでしょう。
流れ庵はそうめんだけではない

食べログより
流れ庵の魅力は、そうめんだけではありません。
これまで紹介されてきた代表的な料理には、
・そうめん
・マスの塩焼き
・鯉こく
・鯉のあらい
・おにぎり
・鶏の唐揚げ
・鹿肉の唐揚げ
・猪料理
などがあります。

2026年に肥薩おれんじ鉄道が企画した「流れ庵」の食事プランでも、そうめん、おにぎり、鯉こく、鯉のあらい、鹿の唐揚げに加え、「マスの塩焼き」または「鶏の唐揚げ」がセットになっていました。

山の中のお店だけに、川魚やジビエまで味わえるのがおもしろいですね。
過去の店舗紹介では「マス塩焼きセット」「鶏の唐揚げセット」「猪焼肉」なども人気メニューとして掲載されていました。価格は時期によって変更されていますので、現在の料金は来店時に確認したほうがよさそうです。
番組では、「鯉のあらい」700円(税込み)、「マスの塩焼きセット」1750円(税込み)の値段でした。このセットは、そうめん、塩焼き、鯉こく、おにぎり付き。鯉こくは鯉のあらで作る味噌汁のようなものですね。

生わさびも流れ庵ならでは
個人的に気になったのが生わさびです。
流れ庵では、清らかな水を生かしたわさびも扱われており、そうめんの薬味として生わさびを味わえるという口コミがあります。
実際に訪れた人からは、一般的な練りわさびとは違い、自然な辛さと甘みが感じられるという声もありました。
冷たいそうめんに、おろしたての生わさび。
これは間違いなく合いそうです。
口コミは?「山の中なのに涼しくて気持ちいい」
口コミを見ると、やはり料理そのものだけでなく、ロケーションを評価する声が目立ちます。
「川沿いで涼をとりながら食べるそうめんが格別」「山間で雰囲気がよく涼しい」といった感想があり、2026年7月に訪れた人からも、そうめんに加えてマスの塩焼きや唐揚げ、ジビエ料理を楽しんだという投稿がありました。
また、入口から細い山道へ入るため「この道で大丈夫?」と思ったという口コミも。
ところが、その先には駐車場とお店があり、自然の中で食事を楽しめます。子ども連れで訪れた人からも高く評価されていました。
山道そのものが、ちょっとした旅気分を盛り上げてくれそうですね。
夏しか味わえないのも魅力
番組では、そうめん流しの営業はおもに6月から9月末ごろまでと紹介されていました。
以前の店舗案内には5月から営業していた時期の情報も残っており、年度によって営業期間や営業時間が変わる可能性があります。
つまり、いつ行っても食べられる店ではありません。
暑くなってくると営業が始まり、夏が終わるころにはシーズンも終わる。
この季節感も「そうめん流し」の魅力でしょう。
緑に囲まれ、川の音を聞きながら、冷たいそうめんをすする。
暑い鹿児島の夏だからこそ味わいたくなる食文化なのだと思います。
流れ庵の店舗情報
店名: そうめん流し 流れ庵(流れ菴)
住所: 鹿児島県出水市武本5222
電話: 0996-62-6512
ジャンル: そうめん流し・日本料理
駐車場: あり
営業時期: 番組では6月~9月末ごろと紹介
営業時間: 季節・曜日によって変動する可能性あり
※営業期間、営業時間、メニュー、料金などは変更される可能性があります。遠方から訪れる場合は、事前に店舗へ確認することをおすすめします。
まとめ
2026年9月27日放送の「ポツンと一軒家」に登場した鹿児島県出水市の「流れ庵」。
こんな山奥に本当にお客さんが来るのかと思ってしまいますが、繁忙期には300人が訪れることもあるというから驚きです。
人気の理由は、そうめんだけではないのでしょう。
清流と深い緑に囲まれたロケーション、くるくる回る鹿児島独特のそうめん流し、マスの塩焼きや鯉こく、ジビエ料理など、ここまで足を運んだからこそ楽しめるものがあります。
そして何より印象的だったのが、創業から約50年、親から子へと店が受け継がれていることです。
3代目から店を受け継いだ4代目と、それを支えるご主人。
「出水のそうめん流しを残していきたい」という思いがあるからこそ、山奥でもこれだけ多くのお客さんが集まるのでしょう。
鹿児島旅行というと指宿や桜島などが思い浮かびますが、夏に出水方面へ行くなら、山の中まで足を延ばして「流れ庵」のそうめん流しを体験してみたくなりました。
過去のポツンと一軒家の記事を読む↓



コメント