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2026年9月13日放送の「遠くへ行きたい」は、澤穂希さんが富山県の黒部市から朝日町を旅する「きときと富山 夏の名水めぐり」です。
富山といえば、北アルプスから流れ出す豊かな水に恵まれた土地。なかでも黒部市の生地(いくじ)地区では、湧き水を「清水(しょうず)」と呼び、昔から暮らしの中で大切にしてきました。
そんな生地で澤さんが訪れるのが、名水食堂 白兎亭です。
店主・山田豊誠さんが、生地の清水を使って打つ手打ちうどんが評判のお店。番組で澤さんが注文するのは、麺からだしまで清水を使った温かい「かけうどん」です。
いったい、どんなうどんなのでしょうか。公開情報をもとに、白兎亭の特徴や店主のこだわり、メニュー、口コミまでまとめました。
名水食堂「白兎亭」とは?
白兎亭があるのは、黒部市の海側に位置する生地地区です。生地海岸から徒歩2分ほど、黒部漁港や湧水スポット「清水庵の清水」にも近い、名水の町らしい場所にあります。

生地には町のあちこちに湧水があり、地元では「清水」と呼ばれています。北アルプスに降った雪や雨が地下へ浸透し、長い時間をかけて湧き出す水です。観光案内でも、生地地区には数多くの清水スポットが紹介されており、白兎亭も「生地の清水を用いて作った手打ちうどんとお出汁が味わえる店」として紹介されています。(黒部・宇奈月温泉観光局)
白兎亭がオープンしたのは2023年1月です。派手な観光レストランではなく、席数12席ほどの小さなうどん店。現在では地元の常連客も多く訪れる店になっています。
店主・山田豊誠さんは大阪から黒部へ移住
白兎亭を営む山田豊誠さんは大阪出身です。
山田さんは以前、製薬企業の営業職として全国各地を転勤していました。香川県に赴任した際、本場の讃岐うどんと出会い、うどん作りの基本を学びます。それから自宅でもうどんを打ち、試行錯誤を重ねてきたそうです。
そして、人生を変えたのが「黒部名水マラソン」でした。
大会に参加した山田さんは、エイドステーションで飲んだ黒部の水のおいしさに驚いたといいます。「水のきれいな町でうどん屋をやりたい」という夢を持っていた山田さんにとって、黒部はまさに理想の土地でした。
山田さんは登山も好きで、黒部なら北アルプスが近い。さらに日本海の新鮮な魚もあります。「水」「魚」「山」という好きなものがそろったことで移住を決意し、ついに白兎亭を開きました。
店名の「白兎亭」は、2023年の卯年にオープンしたことや、山田さん自身がウサギ好きであることなどが由来です。店内にも山田さん自身が描いたウサギのイラストが飾られています。
最大のこだわりは「水」!麺にもだしにも生地の清水
白兎亭の最大の特徴は、やはり生地の清水を使った手打ちうどんです。
山田さんは自ら清水を汲みに行き、その水をうどんの生地だけでなく、だしにも使っています。つまり「名水うどん」という言葉が単なるキャッチコピーではなく、一杯のうどんそのものを水から作っているわけです。
麺はつるつるとした喉越しがあり、やわらかさの中にしっかりとしたコシを感じるタイプ。讃岐うどんのように極端に硬いわけではなく、やさしい食感に仕上げられています。
そして、もうひとつの主役が「だし」です。
昆布、煮干し、鰹節などを使った関西風のだしで、色も味も比較的あっさり。大阪出身の山田さんらしい、すっきりした味わいです。
澤穂希が食べる「かけうどん」に注目

「遠くへ行きたい」で澤穂希さんが注文するのは、温かい「かけうどん」。
2026年5月に地元メディアで紹介された時点では「あたたかいうどん・かけだし」が税込530円でした。価格は変更される可能性がありますが、非常に庶民的な値段です。
見た目も実にシンプルです。
富山らしい赤巻蒲鉾をのせたうどんが出され、ネギや天かす、かつお節などはセルフサービスで好みの量を加えます。豪華な具材で勝負するのではなく、麺とだし、そして何より水そのものの味を楽しむ一杯といえるでしょう。
澤さんが名水めぐりの途中で、このうどんをどう味わうのか。番組でも大きな見どころになりそうです。
かま玉、鍋焼き、煮込みうどんも

もちろん、白兎亭はかけうどんだけではありません。
2026年の紹介記事では「かま玉うどん」が630円。ほかにも、冷たいうどん、鍋焼きうどん、煮込みうどん、かまあげうどんなどが紹介されています。温かいうどんは「だし」または「めんつゆ」、冷たいうどんは「だししょうゆ」または「めんつゆ」と、食べ方を選べるのも面白いところです。
さらに長芋とろろ、甘口のおあげ、バラのり、納豆などのトッピングもあり、自分好みの一杯に仕上げられます。
ただし鍋焼きや煮込み、かまあげなどは調理に時間がかかる場合もあるため、混雑時には店員さんへ確認した方がよさそうです。
実は「炊き込みご飯」と「だし巻き玉子」も人気
白兎亭を訪れたなら、サイドメニューにも注目です。
なかでも人気なのが炊き込みご飯。山田さんによれば、うどん以上に人気になることもあるそうです。
秘密は、ここでも名水。黒部の水でとった一番だしを使って炊き上げるため、米にだしの旨みがじんわり染み込みます。
さらに同じだしを使った「だし巻き玉子」も評判で、常連客から専門店にしたらどうかと言われるほどなのだとか。いなり寿司も用意されており、うどんに一品付け加えたい人にはぴったりです。
白兎亭の口コミは?
口コミを見ると、とくに評価されているのが麺のコシと、だしのやさしい味です。
「コシがしっかりしていておいしい」「クセになるコシ」といった感想があり、一方で温かいうどんの汁については、薄味ながらだしが効いている、あっさりしたやさしい味という声が目立ちます。
また、店主の山田さんについても「明るく親しみやすい」「地元の人に愛されている」といった口コミがあります。観光客向けに作られた名水グルメというより、地元の日常に溶け込んだ食堂であることが伝わってきます。
小さなお店だけに、団体客などと重なると満席になる場合もあるようです。時間に余裕を持って訪れるのがよさそうですね。
黒部の「水」を食べるようなうどん
白兎亭のうどんは、豪華な具材を山盛りにしたインパクト系のうどんではありません。
むしろ真逆です。
生地の清水で麺を打ち、その水でだしを取り、シンプルな具材で食べる。だからこそ、黒部という土地の水のおいしさがストレートに伝わってきます。
大阪で生まれ、香川でうどんに出会い、黒部の名水にほれ込んで移住した山田豊誠さん。その人生そのものが一杯のうどんにつながっているのも、白兎亭のおもしろさでしょう。
2026年9月13日の「遠くへ行きたい」で、澤穂希さんが温かいかけうどんをどんな表情で味わうのか。名水の町・生地を訪れたなら、清水めぐりと一緒に立ち寄ってみたくなる食堂です。
店舗情報
- 店名:名水食堂 白兎亭(はくとてい)
- 住所:富山県黒部市生地経新4416
- 電話:0765-55-1650
- 営業時間:11:30~14:00
- 営業日・定休日:変動があるため、公式Instagramで最新情報の確認がおすすめです
- 席数:12席(カウンター8席、テーブル4席)
- 駐車場:店前に2台分などあり
- アクセス:あいの風とやま鉄道「生地駅」から約1.7~2.1km
- 予算目安:昼1,000円未満
- オープン:2023年1月
営業時間については来店前に公式SNSなどで最新情報をご確認ください。
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