「おとな時間研究所」大間の宿坊「普賢院」とは?大間マグロ料理も味わえる1日1組限定の禅宿

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2026年9月11日放送の「おとな時間研究所」に、青森県大間町にある宿坊が登場します。

大間といえば、やはり「大間マグロ」。本州最北端の町で、マグロ漁の聖地として全国的に知られています。そんな大間の山あいに、森の静寂に包まれながら禅の時間を過ごし、夕食には最高級の大間マグロまで味わえる宿坊があります。

その名も「おおま宿坊 普賢院」。

一般的に宿坊と聞くと、「質素な部屋で精進料理を食べ、厳しい修行を体験する場所」というイメージを持つかもしれません。しかし、普賢院はかなり趣が違います。

1日1組限定。約3000坪の境内で、坐禅や写経などを体験し、夜には大間マグロを中心とした豪華な海の幸。そして翌朝には伝統的な精進料理――。

いったいどんな宿坊なのでしょうか。公開情報をもとに、その魅力を紹介します。

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「おおま宿坊 普賢院」は本州最北端・大間にある禅宿坊

「おおま宿坊 普賢院」は、青森県下北郡大間町にある曹洞宗のお寺です。

現在の宿坊がオープンしたのは2018年4月。大間町観光協会によると、完全予約制、1日1組限定で宿泊客を受け入れています。客室は1室、最大3人という小さな宿です。

しかし、スケールは決して小さくありません。

敷地は約3000坪。豊かな森や庭に囲まれた境内、本堂、食堂などでゆったりと過ごすことができます。青森県観光情報サイトでは、宿泊客が境内や本堂だけでなく、住職のサービスも含めて「丸ごと貸し切る」ような宿坊体験として紹介されています。

山麓にあり、聞こえてくるのは風が木々を揺らす音や鳥の声。

大間崎の豪快な海の風景とはまた違った、「静かな大間」を味わえる場所なのですね。

23年間使われていなかった寺を再生

この宿坊を手がけたのが、曹洞宗の僧侶・菊池雄大さんです。

青森県の観光戦略資料によると、普賢院はかつて約23年間にわたり実質的に使われていない状態だった寺院でした。菊池さんは、寺院を将来に残していくため、「お布施だけに頼らず、観光を通して寺を維持していく」という発想から再生に取り組みました。

菊池さんは大間の寺に生まれ育った人物です。

単に「寺に泊まれるようにする」のではなく、

宿泊客一人ひとりと徹底的に向き合う場所をつくること。

これが普賢院の大きな特徴です。

1日1組に限定しているのもそのため。実際、滞在中に人生相談をする宿泊客もおり、長時間にわたって話を聞くこともあるそうです。

高級旅館でもホテルでもない。

だからといって、厳しい修行施設でもありません。

「寺に身を置き、日常からいったん離れて自分自身と向き合う」。

そんな時間を提供しているのでしょう。

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宿坊なのに部屋はかなり快適

宿坊と聞くと、畳の部屋に布団を敷いて寝る姿を想像します。

ところが普賢院の宿泊棟「佛光庵」は、一般的な宿坊の印象とはかなり違います。

公式サイトを見ると、和を基調としながら木の梁を生かした開放感のある室内で、寝具には高級ベッドメーカーのシモンズを採用。庭を眺めるサンルームや、瞑想用の椅子なども用意されています。(本州最北端の宿坊 おおま宿坊普賢院(ふげんいん)|青森県大間)

青森県観光情報サイトでも、「山小屋のような雰囲気」「グランピングを思わせる空間」と紹介されており、いわゆる昔ながらの宿坊とはひと味違いますね。

森の中のリトリート施設、と表現したほうがイメージしやすいかもしれません。

坐禅、写経、写仏……自分に合った禅体験を選べる

もちろん、お寺ですから禅の体験もできます。

普賢院で選べるのは、

祈祷、供養、坐禅、写経、写仏、御朱印、相談、終活、作務、灌沐

など10種類。

宿泊客の希望に応じて組み合わせることができ、細かな時間割を厳密に設けていないのも特徴です。

過去の宿泊体験では、午後に写経やお勤めを行い、翌朝に坐禅とお勤めをするスケジュールも紹介されています。

「宿坊に行ったら朝4時から修行?」と身構える必要はなさそうです。

1日1組だからこそ、自分たちのペースに合わせてもらえる。これも大きな魅力でしょう。

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最大の楽しみは夕食!大間マグロの「海の幸御膳」

そして普賢院を語るうえで外せないのが、夕食です。

一般的な宿坊なら、朝も夜も精進料理というところが少なくありません。

ところが普賢院では、

夜は大間マグロを中心とした豪華な海の幸、朝は精進料理

というスタイル。

大間まで来てもらったのだから、まず大間の味を満喫してほしい――そんな思いから生まれた料理だそうです。(テラハク)

これは魚好きにはたまりませんね。

大トロ・中トロ・赤身を食べ比べ

夕食の主役は、もちろん大間マグロ

津軽海峡で水揚げされるクロマグロは「大間まぐろ」のブランドで知られ、築地・豊洲市場でも最高級品として扱われてきました。

普賢院では、その大間マグロの

大トロ・中トロ・赤身

を食べ比べる料理が夕食の中心となっています。

脂がたっぷりとのった大トロ。

赤身の旨味と脂のバランスがいい中トロ。

マグロ本来の濃厚な旨味を感じる赤身。

同じ1匹のマグロでも、部位によって味わいはまったく違います。

しかも、それを本場・大間の宿坊で食べるのですから、かなり贅沢です。

マグロの胃袋や心臓まで登場?

さらに興味深いのが、マグロの刺身だけでは終わらないこと。

過去の紹介記事では、夕食に

アワビ、ホタテ、もずく、マグロの胃袋や心臓などの珍味、マツモのしゃぶしゃぶ

など、津軽海峡ならではの食材が並ぶと紹介されています。

マグロの胃袋や心臓などは、一般的な飲食店ではなかなかお目にかかれません。

産地だからこそ味わえる料理と言っていいでしょう。

なお、魚介は季節や仕入れによって内容が変わる可能性があります。

隠れた人気は「岩海苔のおむすび」

個人的に気になるのが、マグロ以上に珍しいかもしれない「岩海苔のおむすび」です。

大間町産の希少な高級岩海苔を使ったおむすびで、宿泊客からも人気の一品だそうです。

大間というと誰もがマグロに目を向けますが、津軽海峡は海藻や貝類などの宝庫でもあります。

豪華なマグロを食べたあと、磯の香りいっぱいのおむすびを頬張る。

こういう素朴な一品こそ、旅先では妙に記憶に残ります。

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料理を作っているのは「寺嫁」

ちなみに普賢院の料理は、菊池雄大さんの妻が担当しています。

公式サイトには菊池さん自身が、宿泊客に出す大間マグロ中心の夕食、伝統的な精進料理、ゲストハウスの夕朝食などを妻が一人で作っていることを紹介しています。

その名も「寺嫁ごはん」。

家族で営む宿坊らしい温かさを感じますね。

高級食材を使うだけではなく、「人が作って、人に食べてもらう」という家庭的なおもてなしも、この宿の魅力ではないでしょうか。

翌朝は一転、曹洞宗の精進料理

豪華なマグロを堪能した翌朝は、空気が一変します。

朝食は肉や魚を使わず、旬の食材を生かした精進料理です。

公式サイトでは、曹洞宗開祖・道元禅師が説いた「三心」、すなわち「喜心」「老心」「大心」を大切に調理しているとのこと。

過去の宿泊例では、お粥を中心とした朝食も提供されています。

前夜にマグロをたっぷり味わい、朝は坐禅をして、静かにお粥を食べる。

この落差が面白いですね。

「豪華な旅の食事」と「禅寺での質素な食事」の両方を1泊で体験できるのです。

日本全国の宿坊ランキングでも注目

普賢院の公式サイトによると、日本経済新聞による全国の宿坊ランキングで1位になった実績も紹介されています。

また、これまでのメディア取材が130回に達したとも記されています。(本州最北端の宿坊 おおま宿坊普賢院(ふげんいん)|青森県大間)

本州最北端の小さなお寺が、なぜこれほど注目されるのでしょうか。

理由は、単に「寺に泊まれる」からではないと思います。

大間マグロ、津軽海峡の海の幸、森、坐禅、写経、僧侶との対話。

そのすべてを1日1組で体験する。

ここでしかできない旅があるからでしょう。

「おとな時間研究所」を見たら行ってみたくなるかも

2026年9月11日の「おとな時間研究所」では、森の静寂に包まれた宿坊と、大間ならではのマグロ料理が紹介されます。

「大間まで行くならマグロを食べたい」。

これは当然でしょう。

しかし、せっかく本州最北端まで旅をするなら、単にマグロ丼を食べて帰るだけではもったいない。

森の中のお寺に泊まり、坐禅をして、お坊さんと話し、最高級の大間マグロを味わい、翌朝には精進料理を食べる。

そんな少し変わった大間旅行も面白そうです。

忙しい日常から離れ、「何もしない時間」を味わう。

まさに番組タイトル通りの「おとな時間」を過ごせる宿ではないでしょうか。

おおま宿坊 普賢院 施設情報

普賢院

普賢院 Web Address: 日本、〒039-4601 青森県下北郡大間町大間内山48−137 Phone: +81175374649

施設名: おおま宿坊 普賢院
所在地: 青森県下北郡大間町大字大間字内山48-137
電話: 0175-37-4649
営業形態: 完全予約制・1日1組限定
客室: 1室
最大宿泊人数: 3人
チェックイン: 14:00~18:00
チェックアウト: 10:00
食事: 夕食「大間マグロ食べ比べ・海の幸御膳」、朝食「精進料理」
アクセス: 大間フェリーターミナルから車で約10分、JR下北駅から車で約1時間
駐車場: 無料駐車場あり
宿泊料金の目安: 大間町観光協会掲載情報では、1泊2食付き1人利用28,000円、3人利用は1人25,000円(税込)。料金・プランは変更される場合があるため、予約時に最新情報の確認をおすすめします。

公式サイトによると、徒歩圏内に入浴施設が2か所あり、宿泊者には利用できる入浴券も用意されています。

「大間=マグロ」という旅に、「禅寺に泊まる」という体験を加えてくれる「おおま宿坊 普賢院」。マグロ目当てでも、宿坊目当てでも、一度は泊まってみたくなるユニークな宿です。

 

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