奈良・生駒市「natomi宿」~姉妹が叶えた古民家ゲストハウスの夢~
【本サイトのリンク先には広告が含まれています】
皆さん、こんにちは!
本日は「人生の楽園」から。この番組、おもしろいですね。
2026年8月1日放送の「人生の楽園」では、奈良県生駒市を舞台に、姉妹で古民家ゲストハウスを営む上津原奈緒さん(48歳)と江波美緒さん(47歳)が紹介されます。
かつて旅人が行き交った暗越(くらがりごえ)奈良街道沿いの元宿場町に、姉妹二人三脚で夢を叶えた宿「natomi宿(なとみ・しゅく)」が誕生するまでの物語をお届けします。
姉妹のプロフィールと経歴
姉の上津原奈緒さんは生駒市在住で、地方公務員として長年働いてきた方です。
妹の江波美緒さんは大阪府吹田市在住。ともに奈良県の生まれで、高等専門学校を卒業後、大阪の化粧品会社の製造工場に就職し、25年にわたって勤務を続けてきました。現在は吹田で夫、大学生の息子、高校生の娘と暮らしています。
姉妹は互いに支え合いながら育ち、趣味として東南アジアの国々を旅する時間を大切にしてきたといいます。
旅先で出会う人々のもてなしや食文化にふれるうち、「いつかは自分たちも旅人をもてなす宿を開きたい」という思いが芽生え、それは30年越しの夢として温め続けられてきました。
妹の美緒さんはこの夢の実現のために会社を早期退職し、姉のいる生駒でゲストハウスの開業準備に本格的に取り組み始めました。
いいですね。夢の実現って。
オープンまでの道のり
natomi宿の建物は、かつて鍛冶屋として使われていた築85~90年ほどの古民家です。
姉妹はこの物件を、生駒市が進める空き家対策事業の一環である「空き家バンク」制度を通じて見つけました。
行政が空き家の所有者と利活用希望者を仲介するこの制度を活用したことで、姉妹は物件を15年間借り受ける契約を結ぶことができ、長期契約により改修費用の計画も立てやすくなったといいます。
natomi宿は、この空き家バンク制度を利用した生駒市第一号の事例としても知られています。
改修にあたっては、大きな梁の残る土間や、古い土壁など、古民家ならではの趣きを生かしながらDIYでリノベーションを実施。
土壁の仕上げには多くの人の手を借りたそうで、地域の人々と一緒に作り上げた、愛着のある空間に仕上がりました。
こうして2025年4月19日にランチ・居酒屋営業を、同25日には宿泊営業をスタートし、姉妹の30年越しの夢がついに形になりました。
natomi宿はどんな宿?
この投稿をInstagramで見る
natomi宿のコンセプトは「地域で暮らすように旅する」空間づくりです。
宿泊者専用のスペースだけでなく、地域の人が気軽に立ち寄れるレンタルスペースやギャラリーも併設し、旅人と地元の人々が自然に交わる場を目指しています。

共有リビング(HPより)
食のもてなしにも力を入れています。金曜と土曜の夜には宿の土間を使って居酒屋を営業。姉妹が東南アジアを旅する中で親しんできたアジアごはんと、素朴なおばんざいを味わうことができます。

HPより
土曜日のみランチ営業も行っており、妹・美緒さんが仕上げるスパイスカレーが看板メニューとして評判です。辛さも工夫が凝らされており、辛いものが苦手な人でも楽しめる仕立てになっているそうです。

客室は用途に応じて3タイプ。土壁と古建具を生かした落ち着きのある個室「山粧う(やまよそおう)」、洞窟のようなアーチ形天井が印象的な女性専用ドミトリー「山眠る(やまねむる)」、床の間や欄間など和室らしさを残しファミリー・グループ向けの「山滴る(やましたたる)」があり、旅のスタイルに合わせて選べます。
- 名称:natomi宿(なとみ・しゅく)
- 所在地:奈良県生駒市小瀬町470
- アクセス:近鉄生駒線・南生駒駅より徒歩約3分/お車の場合は壱分ランプより約5分
- 電話番号:080-2017-4140
- チェックイン:16:00~22:00/チェックアウト:10:00
- 客室タイプ・料金(税込)
- 山粧う(個室・定員2名):14,000円~(1泊2名利用時)
- 山眠る(女性専用ドミトリー・定員4名):5,500円/1ベッド
- 山滴る(和室・定員5名):11,500円~(1泊1室あたりの最低料金、人数により変動)
- 飲食営業:居酒屋=金・土曜夜、ランチ=土曜のみ(スパイスカレー)
- 設備:共有リビング、ミニキッチン、シャワールーム、洗面、トイレ、中庭、レンタルスペース、ギャラリー
- 公式サイト:https://natomishuku.com/
まとめ
奈良県生駒市の「natomi宿」は、東南アジアを旅してきた姉妹が30年温め続けた夢を、地域の空き家バンク制度という追い風を得て実現させた古民家ゲストハウスです。単なる宿泊施設にとどまらず、居酒屋やランチの営業を通じて地域の人々との交流の場にもなっている点が大きな魅力といえます。
かつて宿場町として栄えた暗越奈良街道沿いで、旅人ともてなす姉妹の物語は、「人生の楽園」が描く”新しい生き方”を象徴する一話となりそうです。


コメント