SNSで話題の行列スイーツ店「hannoc(ハノック)」── パティシエたちの新しい挑戦
皆さん、こんにちは!
2026年4月7日放送の「かんさい情報ネットten」の特集「SNSで話題のバズリグルメ探し」にて紹介され、改めて注目を集めた大阪・中崎町のパティスリーカフェ「hannoc(ハノック)」。
インスタグラムのフォロワー数は9.6万人を超え、食べログの「カフェ WEST 百名店 2025」にも選出されたこのお店は、オープン以来ずっと行列が絶えない人気を誇っています。
一体どんなお店なのか、その魅力と人気の理由に迫ります。
「ハノック」って、どんな名前?

店舗外観:お店の公式写真
まず気になるのが、独特な店名です。
「hannoc(ハノック)」という名前は、空気を構成する物質——窒素(N)、酸素(O₂)、アルゴン(Ar)、二酸化炭素(CO₂)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)——それぞれの頭文字を組み合わせた造語です。
「いろんなものが混ざり合って存在する空気のように、いろんな個性や可能性が集まってみんなでこの場所を作っていきたい」という思いが込められています。単なるおしゃれな名前ではなく、このお店のコンセプトそのものを体現した言葉なのです。
シェフ不在!「パティシエの集合体」という革新的なスタイル
hannoc の最大の特徴は、その運営スタイルにあります。一般的なパティスリーでは、シェフ(オーナーシェフ)がトップに立ち、スタッフに指示を出す「ワントップ型」が主流です。しかし hannoc は、特定のシェフを置かず、パティシエ全員がフラットな立場でそれぞれの感性を生かしてお菓子を作るというスタイルを採用しています。
運営するのは、パティシエ専門の求人メディアを運営する株式会社ドリームラボ。「若い才能に寄り添いたい」という想いのもと、2021年3月13日にこのお店をオープンさせました。
所属するパティシエたちはホテルや有名パティスリーで経験を積んだ実力の持ち主たち。そうした腕を持つ若き職人たちが一堂に会し、それぞれのオリジナリティあふれる作品をショーケースに並べています。まさに「パティシエの集合体」とも言えるユニークな業態です。
ショーケースに並ぶ各ケーキには、そのケーキを作ったパティシエの顔写真が一緒に飾られており、誰がどのケーキを作ったのかが一目でわかるようになっています。
これにより、お客さんはお気に入りのパティシエの作品を選ぶことができるというわけです。実際に「推しのパティシエ目当てで再訪する」という声も多く、まるでアイドルを応援するような感覚でスイーツを楽しめる新しい体験が生まれています。
オープンキッチンで広がる「作る楽しさ」と「見る楽しさ」
お店の奥にはガラス張りのオープンキッチンが設置されており、パティシエたちがケーキを作る工程を間近で見ることができます。プロの手仕事をリアルタイムで目撃できるのは、スイーツ好きにはたまりません。
さらに、パティシエ本人が自分で作ったお菓子をカフェにいるお客さんのもとへ直接運んでくれることも。「お味はどうですか?」と声をかけてくれるなど、作り手との距離が近いのがhannoc の大きな魅力のひとつです。口コミには「居心地がよくて何度でも通いたくなる」という声が多数寄せられており、スイーツを味わうだけでなく、その場の空気感ごと楽しめるお店になっています。

接客においても、マニュアルやルールに縛られず、スタッフ一人ひとりの感覚で自分らしい接し方でお客さんに接するスタイルを大切にしているそうです。
SNSと連動した「個人ブランディング」の仕組み
hannoc のパティシエたちは、お店の公式アカウントと自分個人のSNSアカウントを併用して情報発信を行っています。インスタグラムのライブ配信ではケーキを実際に作る様子を公開したり、各パティシエが個人として発信し続けることでファンを増やしていくという、若い世代ならではのSNS活用術が光ります。
これが功を奏し、インスタグラムのフォロワーは9.6万人を超えるほどの規模に成長。番組で取り上げられ、さらに多くの人の目に触れることで、全国からスイーツファンが足を運ぶお店となっています。
個性豊かなケーキたち


お店の公式写真
hannoc のショーケースには、既存の枠にとらわれない個性的なケーキが日々並びます。ケーキはパティシエ一人ひとりが味とデザインを考案し、メンバーと相談しながら仕上げたもの。どれも軽やかな味わいで、2個以上でもペロリと食べられると評判です。
特に人気を誇るのが「ニュアージュ」。フランス語で「雲」を意味するその名のとおり、もこもこした見た目が印象的なケーキで、特に早い時間帯に売り切れてしまうことも多い看板メニューです。
「パリブレスト」はシュー生地でクリームをサンドした定番商品ですが、ここではいちごのカスタードとピスタチオのムースクリームという2種のクリームを使用。いちごのスライスとピスタチオナッツをトッピングし、ジューシーさとカリコリとした食感が絶妙です。
焼き菓子のラインアップも充実しており、15〜20種類ほどが展開されています。バターサンド、カヌレ、フィナンシェなどベーシックな定番から、米粉を使ったキャロットケーキ、バルサミコ酢でソテーしたりんごとカマンベールチーズを包んだショソン・オ・ポムなど、パティシエのこだわりが随所に光る個性的な商品が揃います。テイクアウト用のギフトボックスも展開されており、手土産にも喜ばれています。
ドリンクはオリジナルブレンドのコーヒーが人気で、ナッツやチョコレートのような香ばしさに果実味をほんのり感じる、苦味と酸味のバランスが取れた一杯です。
洗練された空間と、整理券システム
店内はコンクリート打ちっぱなしの壁が特徴的な、無機質でありながら洗練された空間です。2人用テーブル席のほかにカウンター席も設けられており、24席を擁します。静かでスタイリッシュな雰囲気の中、ゆっくりとスイーツを楽しめます。
週末や祝日にはオープン前から20人以上の行列ができることもあるほどの人気ぶり。混雑時にはスマートフォンのQRコードを読み込んで案内時間を把握できるオンライン整理券システムを採用しており、外出しながら待つことができる便利な仕組みが整っています。
イートインは整理券待ちが発生することがありますが、テイクアウトは比較的スムーズに購入できるケースも多いようです。平日の午後でも満席になることが珍しくないため、時間帯に余裕を持って訪れることをおすすめします。
口コミで見る、リアルな評価
食べログには794件を超える口コミが集まっており(2026年4月時点)、評価は3.61。保存数は4万件を超え、いかに多くの人に注目されているかがわかります。
好意的な口コミでは、「開店10分前に到着したものの、すでに行列。その先にある時間を思うと、自然と期待が高まります」「感性に刺さる個性派スイーツの世界」「洗練された美しいスイーツに目を見張る」といった声が目立ちます。特に「パティシエの写真がケーキごとに表示されているのが新鮮で、作り手への親近感が湧く」という感想は多く、このシステムがお客さんに強く刺さっていることがわかります。
一方で、「映えは抜群だが、味については期待値が高すぎた」という辛口の意見も見られます。若きパティシエたちが個々に腕を磨いている途上であることも確かで、「今後の成長に期待したい」という声もあります。それでもリピーターが絶えない事実は、「ケーキだけでなく、お店の体験全体が好き」という人が多いことを示しているのかもしれません。
まとめ
「hannoc(ハノック)」は、ケーキを食べるだけでなく、若きパティシエたちの挑戦を応援し、作り手との出会いを楽しむ、新しい形のパティスリー体験を提供しているお店です。スイーツそのものの美しさと個性、オープンキッチンのライブ感、推しパティシエを見つける楽しさ——そのすべてが合わさって、一度訪れたら忘れられない場所になっています。
大阪・中崎町という、少し路地を入った落ち着いたエリアにありながら、連日多くの人が足を運ぶその理由が、実際に行ってみるとよくわかるはずです。
店舗情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店名 | hannoc(ハノック) |
| 住所 | 大阪市北区万歳町4-12 浪速ビル西館1階 |
| アクセス | 大阪メトロ「中崎町駅」3番出口すぐ/各線「大阪駅」「梅田駅」より徒歩約12分 |
| 電話 | 06-4792-8069 |
| 営業時間 | 月〜木・日・祝日 11:00〜21:00/金・土・祝前日 11:00〜22:00 |
| 定休日 | なし |
| 予約 | 予約不可(混雑時はオンライン整理券対応) |
| 予算 | ¥1,000〜¥1,999 |
| 席数 | 24席(カウンター席あり) |
| 禁煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 | なし |
| 支払い | カード可・電子マネー可・QRコード決済可(PayPay、d払いなど) |
| 公式Instagram | @hannoc_cake_cafe |
| 食べログ | hannoc(ハノック) |
| 受賞歴 | 食べログ カフェ WEST 百名店 2025 選出店 |

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