皆さん、こんにちは!
フジテレビ系の人気グルメ番組「人生最高レストラン」(2026年3月28日放送分)で、女優の田中麗奈さんが故郷・久留米の「おすすめの一皿」として真っ先に挙げたのが、この「丸星ラーメン(丸星中華そばセンター)」です。地元っ子から全国のラーメン通まで、長年にわたって愛され続けるこの一杯の魅力を、じっくりとお伝えします。
昭和33年創業、久留米とんこつの聖地
丸星ラーメンが産声を上げたのは1958年(昭和33年)のこと。半世紀を超えてなお、久留米市高野の国道3号線沿いに堂々と構えています。筑後川を渡ってすぐ左手に見えてくる、年季の入った外観——それだけで「ああ、本物だ」と感じさせる佇まいがあります。

ラーメン激戦区・久留米においても、ひときわ存在感を放つこの店は、食べログ「ラーメンWEST百名店」にも選出されており、その実力はお墨付きです。長距離トラックの運転手やタクシー運転士をはじめ、地元の人々の胃袋を満たし続けてきた”国道系ラーメン”の代表格として、今日もたくさんのお客さんを迎えています。
「丸」は太陽、「星」は夜——日本初の24時間営業
店の名前「丸星」には、実は深い意味が込められています。「丸(○)」は太陽=昼、「星」は夜を表しており、その名が示す通り、丸星ラーメンは日本で初めてラーメン店として24時間営業を始めたとされるお店です。深夜でも朝でも、いつでもあの豚骨スープの香りに包まれた一杯にたどり着けるのは、創業以来変わらない誇りでもあります。
現在は夜21時に閉店のようです。朝9時からの営業で「朝ラー」を楽しめるのも、丸星ならではの贅沢な文化です。NHKの人気番組「ドキュメント72時間」でも取り上げられ、朝イチからラーメンをすする常連客の姿が全国に紹介されました。
豚骨スープの哲学——創業以来、鍋を空にしたことがない
丸星ラーメンの心臓部は、何といってもそのスープです。2代目店主がこう語っています——「豚骨のスープは創業より鍋を空にすることなく炊き続けている」と。
どんぶりの底に豚骨のガラが沈んでいるほど濃厚に炊き出されたスープは、見た目こそ白濁としてズシリとした印象ですが、口に含むと意外なほどの奥深さがあります。豚骨の旨味と甘みがしっかりと引き出されながら、過剰なくどさがない——これが久留米とんこつの真骨頂です。
博多ラーメンのようなサラリとした軽さとも、熊本ラーメンのような脂のパンチとも違う。まさに「久留米らしい」濃厚でまろやかなとろみのあるスープ。一口飲んだ瞬間、「これだ」と思わずうなってしまう味わいです。
田中麗奈さん推し「豚骨ラーメン」の一杯
田中麗奈さんが番組内で熱く語ったのが、この豚骨ラーメン(600円)です。具材はチャーシュー、ネギ、海苔とシンプルそのもの。しかしそのシンプルさこそが、スープの美しさを際立たせています。

麺は博多系の極細麺とは異なり、やや太めの中細麺。スープとの絡みが絶妙で、ひと口すするたびにスープが麺の表面にしっかりとのってきます。麺の硬さは注文時に伝えることができますので、自分好みの食感でいただけます。
テーブルには紅しょうがが常備されており、これをのせながら食べるのが丸星流。実はこの「ラーメンに紅しょうがをのせるスタイル」、丸星ラーメンが発祥と言われているのです。さっぱりとした酸味と塩気が濃厚なスープのアクセントになり、最後の一口まで飽きさせません。
また、卓上には旨辛たれ(50円)も用意されており、途中で投入すると味変が楽しめます。辛みとコクが加わり、スープがさらに深みを帯びた一杯へと変身します。
久留米ラーメン文化の「発祥」でもある店
丸星ラーメンは単なる老舗にとどまらず、久留米ラーメン文化の形成にも大きく貢献してきたお店です。
まず替玉システム。とんこつラーメンといえば替玉というイメージは今や全国区ですが、もともと久留米ラーメンに替玉はありませんでした。福岡市の「元祖長浜屋」が発祥とされる替玉を、久留米で最初に導入したのが丸星ラーメンだと言われています。替玉1回100円で、ラーメンを食べながら早めに注文しておくのがツウのやり方です。
そして先ほど触れた紅しょうがトッピングの発祥も丸星ラーメン。今では久留米のとんこつラーメン店に行けばほぼどこでもテーブルに紅しょうがが置かれていますが、そのスタイルを生み出したのがこの店なのですね。
メニュー紹介
丸星ラーメンのメニューはシンプルで潔いのも魅力のひとつ。以下は参考メニューです(価格は2025年時点の情報を参考にしていますが、変更の可能性がありますので最新情報は店舗にてご確認ください)。
| メニュー | 価格(参考) |
|---|---|
| ラーメン | 600円 |
| Wラーメン(麺2玉) | 700円前後 |
| 替玉 | 100円 |
| 焼きぶた | 270円前後 |
| ごはん | 120円前後 |
| いなり(3個入り) | 170円前後 |
| ゆで玉子 | 50円前後 |
| おでん(1個) | 90円前後 |
| 旨辛たれ | 50円 |
| アイスクリーム | 140円前後 |
ラーメン以外ではおでんも人気のサイドメニューです。じっくり煮込まれた味しみしみのおでんは、ラーメン待ちの時間にぴったり。そして何といっても嬉しいのが、無料のお惣菜・漬物サービス。煮物や高菜漬けなどがセルフで楽しめ、ラーメン一杯でも大満足の食事になります。

総菜食べ放題!写真引用:https://chikugo-ikoi.com
なお、Wラーメンは麺が2玉入った特盛サイズ。「替玉まで待てない」という麺好きにはうってつけです。
昭和が息づく店内の雰囲気
外観と同様、店内もどこか時が止まったような昭和の空気が漂っています。カウンター席とテーブル席が並び、50人以上は座れる広い空間。入口すぐそばには食券の券売機があり、おみやげ用のインスタントラーメンやおもちゃなども販売されています。
働くのは地元の頼もしいおばちゃんたち。活気あふれるテキパキとした接客は、それ自体が丸星の魅力の一部です。水やレンゲなどはセルフサービスなので、席に着いたら自分で準備しましょう。食券はテーブルの上に置いておくと、おばちゃんが取りに来てくれます。
昼時や連休、お盆・正月シーズンは行列ができることもありますが、回転が非常に速いので、そこまで長時間待つことはほとんどありません。また、大型トラックも駐車できる広い無料駐車場があるのも、ドライバーたちに長年愛されてきた理由のひとつです。
全国から人が集まる理由
多くの芸能人が訪れ、テレビ・雑誌・ネットでたびたび取り上げられる丸星ラーメン。全国からラーメン好きが足を運ぶその理由は、一杯の値段と味のバランスに尽きるかもしれません。
600円という価格でこれだけの満足感を得られるラーメンは、今の時代なかなかお目にかかれません。チェーン店では絶対に出せない、手作りの豚骨スープの香り、昭和の食堂の空気感、おばちゃんたちの声が飛び交う活気——そういったものすべてが一体となって「丸星の一杯」が完成するのです。
田中麗奈さんがダントツでおすすめなのは、味だけでなく、久留米という故郷の記憶と重なる感情があったからではないでしょうか。初めて訪れる方にとっても、食べ終わった後には「また来たい」と思わせる不思議な魅力がある店です。
田中麗奈さんの芸歴

写真引用:https://storyweb.jp/
田中麗奈さんは福岡県久留米市出身の女優。1980年5月22日生まれ。高校生だった1998年にサントリー「なっちゃん」の初代CMガールに起用され、一気に注目を集めました。親しみやすさと透明感のある存在感で“初代なっちゃん”として強い印象を残し、ここから本格的な芸能活動が広がっていきます。
その後は女優として映画やテレビで活躍し、代表作の一つとして映画『がんばっていきまっしょい』などでも知られます。近年もテレビや雑誌関連の話題に登場しており、落ち着いた大人の魅力と変わらぬ瑞々しさが注目されています。2025年には旅番組「朝だ!生です旅サラダ」に出演し、故郷・久留米を巡った近影が反響を呼びました。
『人生最高』でも、綺麗でしたね。飾らないおしゃべりが好印象でした。
私生活では2016年に一般男性と結婚し、2019年に第1子を出産。CMで脚光を浴びた若手時代から、実力派として着実にキャリアを重ねてきた女優の一人。地元・久留米出身のスターとしても親しまれ、今なお幅広い世代から関心を集めていますね。
そんな田中麗奈さんおおすすめ。九州・久留米を訪れる機会があれば、ぜひ一度、この白濁した豚骨スープの前に座ってみてください。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 丸星ラーメン(丸星中華そばセンター) |
| 住所 | 福岡県久留米市高野2丁目7-27 |
| 電話番号 | 0942-33-6440 |
| 最寄り駅 | 西鉄宮の陣駅 |
| 営業時間 | 9:00〜21:00 |
| 定休日 | 第2・第4木曜日 |
| 駐車場 | 無料あり(大型トラック対応可) |
| 座席 | カウンター席・テーブル席 |
※営業時間・定休日は変更される場合があります。最新情報は直接店舗へお問い合わせください。

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