皆さん、こんにちは!
TBSテレビ「人生最高レストラン」(2025年10月18日放送)のゲストは、藤あや子さんでしたね。
番組の内容は傑作でした!(見逃し配信はTVerなどで)
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さらに、祇園の華やぐミシュラン京料理のご紹介も。
この記事では、藤あや子さんがすすめる「祇園いわさ起」の真鯛の炊き込みごはんを取り上げました。有名店ですけど、行きたくなっちゃいましたね。
「祇園いわさ起」祇園の静謐に佇む美味の極み

きぬたぬき堂さんの写真(食べログ)
京都・祇園。花街の情緒が色濃く残るこの地には、格式と粋を重ねた料亭が点在します。その一角にひっそりと暖簾を掲げるのが、「祇園いわさ起(ぎおん・いわさき)」です。小体な店構えながら、京都の食通たちが密かに足を運ぶ名割烹。テレビ番組『人生最高レストラン』で歌手の藤あや子さんが「人生で最高の味」と称賛しました。
彼女が紹介したのは、店の代名詞ともいえる「真鯛の炊き込みご飯」。一度食べれば、京料理の奥深さと日本人の“ご飯観”を揺さぶる逸品でしょう。
店のたたずまいと空気感
「祇園いわさ起」は、祇園四条駅からほど近い東山区祇園町南側の路地裏にあります。通りに面した看板も控えめで、通り過ぎてしまうほどの佇まい。暖簾をくぐると、木の温もりに包まれた上質なカウンターと、わずか11席ほどの空間が広がる。静寂が支配する中で、包丁の音や出汁の香りがゆっくりと流れる時間は、まさに祇園の夜にふさわしい。
店内は、格式ばった料亭というよりも、現代的な割烹スタイル。清潔で洗練された空気が漂い、肩肘張らずとも自然と背筋が伸びます。料理人・岩崎氏の所作は丁寧で、客との距離も心地よい。カウンター越しに見る調理の手並みは、まるで舞のようであり、京都らしい「見せる美学」が息づいていますよ。
料理の哲学 ― 伝統と革新の融合

Numa-fluteさんの写真(食べログ)
「祇園いわさ起」の料理は、京料理の伝統に立脚しながらも、現代の感覚を巧みに取り入れています。
出汁の引き方、盛り付けの余白、器の選び方――そのすべてが繊細で、京都という土地の空気を映し取ったかのようですね。
コースは季節ごとに変わり、春は筍や桜鯛、夏は鮎、秋には松茸、冬は蟹やぶりなど、旬を最も美味しく味わわせてくれます。八寸の一品一品にまで物語があり、見た目の華やかさだけでなく、温度や香りの移ろいまで計算されているのです。料理は決して奇をてらわず、素材の声を聴くように穏やかだ。それでいて、どの皿にも小さな“驚き”がある。
「祇園いわさ起」名物の真鯛の炊き込みご飯

Numa-fluteさんの写真(食べログ)真鯛の炊き込みご飯
コースの最後を飾る「真鯛の炊き込みご飯」は、祇園いわさ起の象徴的な一皿です。
厳選された天然真鯛を、頭や骨からじっくりと取った出汁で炊き上げる。土鍋の蓋を開けた瞬間、ふわりと立ち上る香気に誰もが息をのむ。鯛の身はほぐされ、ご飯一粒一粒に旨味が行き渡る。ごまの香ばしさとともに、焼き鯛の香りが奥行きを与えています。
まずはそのまま一口。鯛の脂の甘みと出汁の滋味が重なり、舌の上でほろりとほどける。そして次に、薬味と出汁を注いで“鯛茶漬け”として味わう。香ばしい海苔とあられが加わることで、食感と香りのコントラストが生まれ、味が再び立ち上がる。二段階の味わいに、食べ手は自然と笑みをこぼします。
この「鯛めし」は単なる締めではなく、コースのクライマックスにふさわしい主役。
藤あや子さんが『人生最高レストラン』で「これを食べるために京都へ行きたい」と語ったのも頷けます。派手さはないが、滋味深く、心に残る味――それが「祇園いわさ起」の真髄です。
心に残るもてなし
料理だけでなく、店主のもてなしもまた評判が高い。
初めての客にも程よい距離感で接し、料理の説明は簡潔で、押しつけがましくない。食後、出口まで見送ってくれる姿勢にも京都らしい礼節が感じられる。形式に縛られず、しかし所作のすべてに“美”があると言えます。
また、料理に合わせる飲み物も魅力的。ワインや日本酒の品揃えが豊富で、特にシャンパーニュとのペアリングが秀逸。泡の清涼感が、出汁の繊細な香りをさらに引き立てる。食と酒の余韻が溶け合う瞬間に、祇園の夜の静けさが一層深まりますよ。
訪れる際の心得
「祇園いわさ起」は人気が高く、特に夜は予約が取りづらい。
席数が少ないため、訪問時は事前予約が必須。コースは昼6,000円台から、夜は15,000円前後。祇園という土地柄を考えれば、むしろ良心的といえます。
服装はフォーマルすぎる必要はないけど、祇園という場所の空気を尊重し、スマートカジュアルが好ましい。料理は2〜3時間かけて供されるため、時間に余裕を持って臨むのがおすすめでしょう。
ランチでは季節の小鉢や焼き物を中心に、より軽やかな構成で楽しめる。夜は、旬の食材を駆使した本格懐石が味わえる。どちらを選んでも、最後には名物「真鯛の炊き込みご飯」が待っていますよ。
店名:祇園 いわさ起
電話:075-531-0533
住所:京都府京都市東山区祗園町南側570-183
営業時間:12:00~15:00、18:00~21:00
定休日:不定休
アクセス:京阪線 祇園四条駅より徒歩5分
まとめ
一期一会の一膳。こんなお店で、ゆっくりと日本料理を味わいたいものですね。名物の鯛めしは、その哲学の象徴で、炊き立てのご飯から立ちのぼる香りに包まれる瞬間、誰もが“日本人である幸福”を感じるでしょうね。藤あや子さんがすすめるのも納得です!
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