「青パパイヤ」完熟前の緑色のパパイヤがなぜ今、話題に?食べ方は?「ワイドスクランブル」

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皆さん、こんにちは!
最近、日本国内で 青パパイヤ がちょっとした食材トレンドとなっています。テレビでも取り上げられていますね。先日もテレビ朝日「ワイド!スクランブル」(平日10:15~、土曜11:30~)で紹介されていました。
今回は「なぜ今、青パパイヤが話題になっているのか?」という観点から、その背景を探ってみました。

青パパイヤって、食べたことがありますか?
筆者はまだ食しておりません。気になったので、食べ方などもご紹介です。

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完熟前の緑色の青パパイヤが話題に

「ワイド!スクランブル」番組より

番組より

まず基本として、青パパイヤとは、果実が完熟して黄色〜オレンジ色になる前、緑色の段階で野菜的に扱われる パパイヤ のことです。
熟すと甘いフルーツになりますが、青いうちに収穫することで「シャキシャキした食感」「クセの少ない味わい」で炒め物やサラダ、煮物などにも使いやすい食材となります。
また、栄養/機能性という観点で「酵素(特にタンパク質分解酵素パパイン)を豊富に含む」とされ、『酵素の王様』というキャッチフレーズがつくこともあります。

話題化の背景:なぜ今?

青パパイヤが今、注目を集めるに至った背景には、いくつかの社会的・市場的な要因があります。

(1) 健康志向・免疫・プラントベース食の拡大

ここ数年、特に〈健康食材〉〈機能性野菜〉〈免疫力向上〉〈植物由来(プラントベース)〉というキーワードが食の世界で大きな潮流です。
その中で、青パパイヤは「酵素」「消化・代謝促進」「ヘルシー」などのイメージが重なり、“次のスーパー野菜”“スーパーフード”的なポジションを与えられています。例えば、一般社団法人 日本スーパーフード協会 が発表した「2022 食のトレンド予測 スーパーフード部門」で、青パパイヤが第1位に選ばれています。 (共同通信PRワイヤー)
つまり、流行というより「いまの食の関心とマッチしている」ことが話題化の一因です。

(2) 生産・流通の動き・地域振興との結び付き

青パパイヤが話題になる背景には、農産・地域振興の視点もあります。例えば、沖縄県を始めとして、青パパイヤを「ポスト・ゴーヤ」的な健康野菜/地域ブランドとして育てようという動きがあります。
また、最近は本州でも栽培される例が出てきており、例えば静岡県藤枝市でも「実は藤枝でも栽培!」という報道があります。
さらに、宮崎県新富町のブランド「パパイア王子」では、無農薬・露地栽培・フードロス削減・加工品展開といった“農業×健康×サステナブル”の文脈で青パパイヤを打ち出しています。
こうした「生産側の意欲」「流通・加工商品の多様化」「地域活性化との連携」が、食材としての存在感を高めていると言えますね。

青パパイヤの食べ方は?

埼玉県でも、特産品に。「コリコリした食感を生かしてごま油や塩昆布でサッとあえるだけで食べやすい」と紹介されていましたね。

もちろん“見た目・調理バリエーション”としての魅力も見逃せません。

青パパイヤはクセが少なく、千切りでサラダに、炒め物や漬物にも使え、和洋中いずれにもアレンジが利きます。

また、「沖縄ブーム」「東南アジア・ベトナム料理人気」の影響で、“南国野菜”“異国感”という切り口でも注目されています。
つまり、「健康にもいい」「写真映えする」「新しい食材」といったトレンド的要素が重なっていて、SNSやメディアでも取り上げられやすいという側面があります。

社会的意義・課題も含めて

青パパイヤの広がりは、単なる食の流行以上の意味を持っています。

(a) 地域農業・地方創生との親和性

青パパイヤは、比較的栽培条件がゆるやかで、病害虫に強いという報告もあります。
こうした特徴は、“新たな作物を試したい”と考える地方の農家・地域にとって魅力があります。実際、地域振興や産地ブランド化を掲げて動いているところも少なくありません。
それに、収穫期が夏~秋、地域によって冬まで出荷という報道も。宮崎県の例では、「夏から冬にかけて本格出荷」されています。
このように、農業・地域振興・食育・食材多様化という観点からも、青パパイヤの普及には社会的な意義があります。

(b) 食の多様性・輸入依存軽減の可能性

日本ではこれまで、青パパイヤといえば輸入品あるいは沖縄など限られた産地というイメージがありました。
国内で栽培が増え、流通・加工も進めば、輸入頼みの食材構成からの脱却(あるいは補完)が期待できます。これは日本の食料自給率改善・農業多様化という観点でもポジティブです。

(c) 健康・美容市場との連携

「酵素」「ダイエット」「腸活」「美容」など、健康・美容分野でのキーワードと青パパイヤの機能性イメージが合致しており、加工品・飲料・サプリ的商品展開(ただし、サプリではなく食品扱い)も進んでいます。
このため、食品メーカー・流通チャネル・飲食店でも“使える食材”として注目されており、健康志向消費者を引きつけています。

(d) 課題・注意点も

ただし、話題化の裏には課題もあるようです。

* 認知度:ある調査では、青パパイヤを「知っている」「食べたことがある」人はまだ少数というデータがあります。例えば「青パパイヤがスーパーフードであることを知っている人は7.3%」という報告も。 ([共同通信PRワイヤー])
* 調理・流通の慣れ:丸果実の青パパイヤは扱いにくい(皮むき、種抜き、調理法など)という声もあり、カット出荷や加工品など流通面の工夫が必要です。
* 栽培条件・供給量:温度・環境条件が少し特殊という報告もあり(例えば14℃以下では生育が緩慢)など栽培面のハードルもあります。
* 機能性過信のリスク:「酵素」「ダイエット」などの宣伝文句が先走ると、実証データが十分でないままイメージだけが膨らむ可能性があります。

今後の展望とポイント

では、青パパイヤが社会的にどう定着していくか・どんな方向に向かいそうか、整理しておきましょう。

飲食店メニュー・家庭調理の拡大

既に飲食店では「青パパイヤサラダ」「炒め物」「エスニック系メニュー」で採用例が出ています。
今後は「和食+青パパイヤ」「家庭の常備野菜としてカット流通」なども増えると考えられますね。

産地拡大・地域ブランド化

青パパイヤという“新しい作物/ブランド食材”は、地方自治体・農協・企業などの地域振興策と相性が良く、今後も産地拡大・ブランド化・地域連携による取り組みが増えると考えられます。

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まとめ

パパイヤは大好きです。でもまだ、青パパイヤにはなじみがありませんね。今後、一度買ってみて食べてみたいですね。ゴーヤみたいにサラダにいいかもしれません。

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