「からあげ処長寿」(東京・町田)オモウマい店“からあげ定食680円”の一本勝負!1万人の親父って?

TVグルメ番組
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皆さん、こんにちは!

グルメのがっこうのお時間です。

本日もテレビ番組から、名物店をご紹介しましょう。

東京・町田の住宅街、桜美林大学のほど近くにある「からあげ処 長寿」は、いわゆる“学食以上の学食”。テレビ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(2025年11月4日)で取り上げられたことで一気に全国区(?)になりましたが、地元では前から“学生の胃袋係”として知られてきた存在です。

看板メニューは——というより、メニューはこれ一本。「からあげ定食」(5個)だけ。価格は税込680円で、ご飯はおかわり自由。さらに肉増し(8個)でも800円という懐にやさしい設定で、来店客の大半を占める学生たちからは「1万人の親父」(在校生や卒業生を含めたお客さんたちの数)と慕われています。

店主は「腹いっぱいにさせるのが俺の仕事」と語り、仕込みは鶏もも肉30kg、炊飯は一日8升(80合)に達する日もあるというから、その“親父力”は本物です。

これはちょっとおもしろいね。いや、オモウマいでしょう。
詳しく見ていきましょう。

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「からあげ処長寿」からあげ定食680円の一本勝負!

定食の構成はシンプル。大ぶりの唐揚げが5個、千切りキャベツ、香の物に汁物がつき、寿司桶でよそわれた白米は好きなだけ。揚げたての鶏は外はカリッと、中は肉汁が弾けるほどジューシーで、まずはシンプルな塩気で鶏の旨みを味わい、そこから各種ソースで最後まで飽きずに食べ切るのが“長寿流”。

この“ご飯無限×大ぶり唐揚げ”の組み合わせが、部活帰りの学生たちのハートを直撃し、昼どきは若者の列ができるのも名物風景です。

ひろ198610さんの写真(食べログから)

自慢のからあげの作り方

自慢のからあげは、鶏もも肉に砂糖をまぶして水分や血を抜いた後、特製のしょうゆダレに漬け込む。それをコーンスターチ、薄力粉、片栗粉をまぶして揚げる。

「一口食べた瞬間においしいなって思うくらいの配分にしなきゃだめ」との店主のポリシーから、湿度が高い日はコーンスターチの比率を上げ、暑い日には油の酸化を避けるためにごま油とオリーブオイルを足すなど、毎日工夫を重ねていると言います。

ソースについて

レギュラーメニューは、唐揚げそのものの味を楽しめる“しょうゆ”や“塩こうじ”のほか、生ニンニクと乾燥バジル、チリフレークなどで仕上げたソースをかける「台湾ガーリック」、蜂蜜や3種のしょうゆをブレンドした自家製ハニーバターソースを用いた「ハニーバター」の4種。

台湾ガーリック

ハニーバター

“一本勝負”の潔さとは裏腹に、味のバリエーションは実に豊かですね。同じ唐揚げがソース次第で表情をガラリと変え、二度三度と通いたくなる仕掛けになっています。

肝心の揚げ方は、衣は薄手で軽やか。噛めば衣の香ばしさの先に、下味が控えめに付いたもも肉の旨みがじゅっと広がります。ベースの味を薄めにしているのは、あくまで主役はソースという考えから。だからこそ、途中で卓上の薬味や別ソースを足して“味変”しても破綻しません。

食べ進めるごとにテクスチャーのコントラストが際立ち、最後まで胃の疲れがこないのは、揚げ油のキレと温度管理の妙。何度も足を運ぶ常連が多いのも納得です。

店主のお人柄もこの店の大きな魅力。カウンター越しの声かけはいつも朗らかで、初訪でも“古くからの常連”のように迎え入れられるのです。

予告動画にも出ていますが、お客さんの名前をすべて覚えているらしい。驚きますね。

さらに忙しい最中でも「よく食べるねぇ、もっといけるよ」と寿司桶を軽く差し出す仕草に、学生たちが“親父”と呼びたくなる理由が詰まっています。SNSでも営業時間やソースの告知をまめに行い、臨機応変に“昼のみ営業”や“売り切れ早仕舞い”もアナウンス。町の台所としての責任感と、無理をし過ぎない持続性のバランスを大切にしているのが伝わります。

場所は町田市忠生4丁目。最寄り駅からは距離があるものの、だからこそ近隣の学生や地元民に根付く“目的地型”のお店に。元は寿司店の居抜きを使っているため、白米が寿司桶で供されるというユニークな“名残”も楽しいところ。カウンター中心の小体な店内は回転が速く、昼は11時から。売切れ次第終了で、夜はその日の仕込みと相談しながらの営業だって。

店舗情報
店名:からあげ処 長寿
住所:東京都町田市忠生4-5-20(桜美林大学近く)
電話:042-791-4614
営業時間:11:00〜14:00/17:00〜(夜は目安18:30ごろまで)
※水・土・祝はランチのみ、売切れ次第終了
定休日:日曜
アクセス:JR横浜線「淵野辺」駅北口から徒歩約27分

まとめ

いろんなユニークなお店があるものですね。揚げたての大ぶり唐揚げ680円は安いでしょう。しかも、寿司桶ご飯を心ゆくまで楽しめるのも、うれしいね。その器の大きさで若者を包み込む“1万人の親父”の存在も、テレビ的か。あとは番組を見て楽しんじゃいましょう。

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