【本サイトのリンク先には広告が含まれています】
皆さん、こんにちは!
本日は「オモウマい店」(2025年11月18日放送分)の話題です。
埼玉県比企郡吉見町、「道の駅いちごの里よしみ」の一角にひっそり建つ小さな木造小屋──それが、オモウマい店に登場の「らーめん専門ながしま」です。
カウンター4席ほどの極小店舗ながら、放送前からすでに口コミでじわじわ話題になっており、今や“わざわざ行きたい道の駅ラーメン”として注目されていますよ。
おまけに店主は83歳だって!
とっても元気です。
詳しく見ていきましょう。
「らーめん専門ながしま」83歳店主が作るラーメン
道の駅の敷地内にぽつんと建つログハウス風の小屋は、どこか昭和の屋台の延長のような、ノスタルジックな佇まい。店内はカウンターのみで、外にテーブル席が少し用意されているだけというミニマムな構成です。
2025年6月にオープンした新しいラーメン店ですよ。

tsukejiroさんの写真(食べログ)
水にはレモンとミントが入れられ、卓上調味料はコショウだけというシンプルさ。細かな気配りと「余計なものは足さない」という姿勢が、ラーメンに対する自信と美意識を感じさせますね。
店主は80代(83歳)ながら現役バリバリ。かつてつくばで「地獄ラーメン」を考案し、それが広まっていったというエピソードも伝えられています。その“元祖・地獄ラーメンの親父”が、今は道の駅の小屋で一杯一杯を手作りしているというギャップも、この店ならではのドラマ性でしょう。
「らーめん専門ながしま」味の特徴
ながしまのラーメンは、大きく「出汁のうまさを前面に出した優しい系」と「背脂や辛味を効かせたパンチ系」の二本柱。メニューには、支那そば・背油ラーメン・カキ揚げラーメン・角煮天揚ラーメン・深谷ネギとニラのラーメン、そして地獄ラーメンシリーズなど、多彩なラインナップが並びます。
「支那そば」は600円という良心的な価格ながら、鶏ベースに煮干しや節系をきかせたあっさり清湯スープ。塩気は控えめで、優しい旨みがじんわり広がる“飲み干したくなる系”と評されています。トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ネギにレモンが添えられ、昔ながらの中華そばに少し遊び心をプラスした構成です。
「らーめん専門ながしま」背油ラーメンの特徴は?

tsukejiroさんの写真(食べログ)
「背油ラーメン」(800円)は、たっぷりの背脂が浮かぶ見た目とは裏腹に、「こってりしすぎず、出汁とのバランスが良い」との声が多い一杯。ネギ、海苔、チャーシュー、ナルト、揚げニンニク、メンマなどがのり、ガーリックのパンチと背脂のコクを、出汁の効いたスープがうまく受け止めています。麺はもちもちとした食感で、脂の甘みとスープの旨みが絡む、クセになるタイプです。
背脂(背油)は豚の背中にある脂肪のこと。スープに濃厚なコクと甘みを加え、まろやかな味わいを演出してくれます。
そしてインパクト抜群なのが、器を覆い尽くさんばかりの巨大なかき揚げがのった「カキ揚げラーメン」。注文を受けてから鍋いっぱいに広げて揚げるため、サクッとした食感と、スープを吸ってじゅわっとほどけていく食感の両方が楽しめます。スープ自体はややあっさりめに抑えられており、「スープを吸ったカキ揚げがとにかくうまい」との感想が目立ちます。
名物の地獄ラーメン
辛党に刺さるのが、名物の「地獄ラーメン」シリーズ。0.5丁目(800円)から3丁目(1000円)まで辛さ段階があり、「可憐な地獄」「魔女の口づけ」など、遊び心たっぷりのサブタイトルがついているのも楽しいポイントです。0.5丁目でも、けっこう辛いみたいです。
スープは清湯ベースに唐辛子系の辛味油を合わせたもので、ライトな動物系に八角などの香辛料がふんわり香る、ただ辛いだけでなく旨みと香りを重ねた一杯となっています。
麺・トッピングへのこだわり
麺は中細〜平打ち系がメインで、メニューによって使い分けられている様子。特別に奇をてらった自家製麺ではないものの、「スープとの相性重視」で選ばれている印象で、支那そばではつるりとした喉越しを生かし、背脂系や地獄系ではスープをしっかり持ち上げる存在として機能しています。
メンマは「めちゃくちゃ美味しい」と評判で、しっかり味が入りながらも食感は柔らかすぎず、どの一杯でも名脇役的存在。背油ラーメンにトッピングされる揚げニンニクも、香ばしさとパンチを添える重要パーツになっています。
さらに、深谷ネギやニラなど埼玉らしい食材を使ったメニューもあり、地域性を感じながら楽しめるのも魅力です。
サービスと人柄が生む“オモウマさ”
オモウマい店で取り上げられた背景には、味だけでなく、店主夫婦の人柄がありますね。席数わずか4席という小さなお店で、おしゃべり好きな奥さんが元日本料理店で働いていた(あるいは切り盛りしていた)という経歴を持ち、昔のアルバムを見せてくれることもあるらしい。
冷たいお水にレモンとミントを入れて出したり、トッピングを少しサービスしてくれたりと、さりげないおもてなしが随所に感じられ、「温かい対応で気持ちよく食事ができた」という声が多いのも特徴です。
店名:らーめん専門ながしま
住所:埼玉県比企郡吉見町久保田1737 道の駅 いちごの里よしみ内
道の駅いちごの里よしみ電話番号:0493-53-1530
営業時間:11:00~15:00
定休日:月曜日
駐車場:有
アクセス:JR高崎線「鴻巣駅」下車、バス「東松山駅行」「いちごの里よしみ」下車徒歩1分、東武東上線「東松山駅」下車、バス「免許センター行」「いちごの里よしみ」下車徒歩1分
まとめ
らーめん専門ながしまは、懐かしくて、ちょっと攻めてる一杯を楽しめます。
道の駅の小さな木造小屋という非日常感のあるロケーション、83歳の店主が一杯ずつ丁寧に作ってくれ、出汁の効いた優しい支那そばから、背脂・巨大かき揚げ・超激辛地獄ラーメンまで振れ幅の大きいメニュー構成。 レモン&ミント水や温かい接客など、細やかな気遣いが重なり合った人気店。まさにオモウマい一軒です!


コメント