皆さん、こんにちは!
米有力旅行メディア『ナショナル ジオグラフィック(National Geographic)』が2025年10月21日に発表した「Best of the World 2026(2026年に行くべき世界の旅行先25選)」に山形県が選出されました。参考:日本政府観光局(JNTO)
知ってました?
これまでは京都だったんですね。
山形県は、古くからの伝統と神秘的なアウトドア体験ができる旅行先として選出。グルメも充実です!
日本テレビ「DayDay」(朝9時~)の2025年12月18日放送回で特集があったので、ご紹介したいと思います。
グルメ情報でとくに大きく取り上げられたのは、お食事処「牛の恩返し鷹山公」(米沢市)と「どんどん焼き おやつ屋さん」(山形市)でした。
詳しくみていきましょう。
「 鷹山公(ようざんこう)」(山形・米沢)名物はうし丼
鷹山公とはどんな店?
― 米沢牛を“日常価格で味わえる”直営焼肉店 ―

公式HPより
鷹山公は、山形県米沢市にある焼肉・肉料理専門店で、米沢牛の生産・販売を手がける「佐藤畜産」直営店として知られています。
直営ならではの強みは、仕入れ・鮮度・価格のバランス。観光客向けの高級専門店とは異なり、地元客も日常的に利用できる価格帯で、本物の米沢牛を提供している点が高く評価されています。
観光地・米沢では「米沢牛=高級で敷居が高い」という印象を持たれがちですが、鷹山公はそのイメージを良い意味で裏切る存在。
「せっかく米沢に来たなら米沢牛を食べたい」「でも、量も満足したい」
そんな人にちょうどいい立ち位置の店です。
肉の質が支持される理由
■ 直営店ならではの安定感
佐藤畜産は、米沢牛の肥育から加工・販売までを一貫して行う事業者。そのため、
* 肉質のブレが少ない
* 不必要な中間コストがかからない
* その日の状態に合わせた部位提供ができる
といったメリットがあります。
■ 赤身と脂のバランスが良い
鷹山公で提供される米沢牛は、
「脂が重すぎない」「赤身にしっかり旨味がある」
という評価が多く、焼肉にしてもステーキにしても最後まで食べ疲れしにくいのが特徴です。
人気メニュー・名物料理
◆ 名物:うし丼(特にランチ)

鷹山公を語るうえで外せないのがうし丼。
サガリやバラなど複数部位を使い、香ばしく焼き上げた牛肉を豪快にご飯にのせた一杯です。
* 炭火焼きの香り
* 甘辛い醤油ベースのタレ
* 米沢牛の脂の甘み
が三位一体となり、シンプルながら満足度が非常に高いのが魅力。
平日限定・数量限定のことも多く、昼時にはこれ目当ての客が並ぶこともあります。

番組より
< 平日限定ランチメニュー >
名物うし丼【限定10食】
鷹山公の名物うし丼!米澤牛の美味しさを堪能して下さいませ。 990円(税込)
愛情モツ煮込み定食【限定10食】
牛のすじ肉とモツを愛情を込めて2日間煮込んだ大人気商品!! 990円(税込)
米澤牛 肉吸い定食【限定10食】
大阪名物の【肉吸い】米澤牛の甘味と濃厚な味が好評頂いております。多彩なトッピングもお楽しみくださいませ。 990円(税込)
スペシャルうし丼【限定10食】
名物うし丼がさらにパワーアップ!ワンランク上の米澤牛にラジウムとキムチの相性がマッチして大好評頂いております。 2,000円(税込)
セット内容;スペシャルうし丼・ラジウム・キムチ・/小鉢/、キムチ/お漬物
◆ ビフテキ定食
「焼肉もいいけど、肉をしっかり噛みしめたい」という人に人気なのがビフテキ定食。
厚みのあるカットで提供され、ミディアムレア〜ミディアム程度の焼き加減が基本。
* 肉の繊維が柔らかい
* 赤身の旨味が強い
* 余計な味付けをしなくても美味しい
と、米沢牛のポテンシャルをストレートに感じられる一品です。
◆ 贅沢ステーキ重(赤身・サーロイン)
見た目のインパクトと満足感で人気なのがステーキ重シリーズ。
赤身ステーキ重:肉本来の味を楽しみたい人向け
サーロイン重:脂の甘みをしっかり味わいたい人向け
どちらも、タレは控えめで、ご飯と肉の相性を重視した仕上がり。
観光客の「米沢牛らしい一品を食べたい」というニーズにも応えてくれます。
◆ 焼肉メニュー(夜の主役)
ディナータイムは、焼肉メニューの評価が特に高くなります。
* 米沢牛カルビ
* 上ロース
* 牛タン
* ホルモン各種
脂の質が良いため、カルビでも重すぎず、ロースは驚くほど柔らかい。
数種盛り合わせを頼めば、部位ごとの味の違いを楽しめるのも魅力です。
◆ サイド・定食系も充実
直営店らしく、肉を使った加工メニューも安定感があります。
* 米沢牛ハンバーグ
* メンチカツ定食
* 牛スジ系メニュー
焼肉以外の選択肢が多いため、家族連れやグループでも利用しやすい構成です。

テイクアウトも
店内の雰囲気・使いやすさ
店内は清潔感があり、落ち着いた和モダン寄りの焼肉店という印象。
観光客向けに振り切った派手さはなく、地元客が多いのも特徴です。
* テーブル席中心
* グループ利用・家族利用しやすい
* 一人ランチでも入りやすい
「特別な日」だけでなく、
“ちょっといい肉を食べたい日”に使える店**
というポジションが支持されています。
どんな人におすすめ?
* 米沢牛を価格と量のバランス良く楽しみたい人
* 観光で「失敗しにくい店」を探している人
* 焼肉も定食も両方楽しみたいグループ
* 高級すぎる雰囲気が苦手な人
店名:牛の恩返し 鷹山公(ようざんこう)
住所:山形県米沢市駅前2丁目1-38(旧きらやか銀行米沢駅前支店)
電話:0238-40-0629
営業時間:ランチ 11:00~14:30
(ラストオーダー 14:00)
ディナー 17:00~21:00
(ラストオーダー 20:30)
定休日:水曜日
「おやつ屋さん」(山形市)のどんどん焼きとは?
番組では、こちらのお店も紹介されました。

山形市の名物として長年親しまれている「おやつ屋さん」のどんどん焼きについて、
味・文化・店の存在感の3点から魅力をまとめます。
― 山形の“ソウルおやつ”を象徴する存在 ―
どんどん焼きとは?(山形ならではの食文化)

どんどん焼きは、山形県で独自に発展した粉もののおやつ。
一般的なたこ焼き・お好み焼きとは異なり、
* 薄く焼いた生地
* 具材をのせて
* くるくる巻いて
* 割り箸1本で食べる
というスタイルが最大の特徴です。
もともとは子どものおやつとして広まりましたが、
今では「山形に来たら一度は食べたいローカルフード」として
観光客からも注目されています。
「おやつ屋さん」が特別な理由
山形市内にはどんどん焼きを出す店がいくつかありますが、
「おやつ屋さん」はその中でも
「王道」「基準」「原点」と言われる存在です。
■ 地元民の記憶に直結する店
* 学生時代に通った
* 部活帰りに寄った
* 親に買ってもらった
そんな思い出とセットで語られることが多く、
単なる飲食店ではなく地域の記憶の一部になっています。
味の魅力:シンプルだからこそ完成度が高い
◆ 生地のバランス
おやつ屋さんのどんどん焼きは、
* もちっとしつつ
* ベタつかず
* 薄すぎず厚すぎない
絶妙な焼き加減。
この生地があるからこそ、最後まで食べやすく、
冷めても美味しさが残ります。
◆ ソースの存在感
味の決め手は、やはり甘辛ソース。
* 甘みが強め
* 酸味は控えめ
* 子どもから大人まで受け入れやすい味
このソースが、生地・具材と一体化して
「いかにも山形のどんどん焼き」という味を作っています。
◆ 定番の具材構成
基本はとてもシンプル。
* キャベツ
* 天かす
* 魚肉ソーセージやイカ
* 青のり
派手さはありませんが、
「これでいい」ではなく「これがいい」と思わせる構成です。
食べやすさ=完成された形
どんどん焼きは、巻いてあるため
* 手が汚れにくい
* 歩きながら食べやすい
* 食べるスピードを選ばない
という利点があります。
おやつ屋さんのどんどん焼きは特に巻きがきれいで、
最後まで具が偏らず、
どこから食べても同じ満足感があるのも魅力です。
値段と満足感のバランス
「おやつ屋さん」は名前の通り、
おやつ価格を大切にしてきた店。
* ワンコイン以下で買える
* 量はしっかり
* でも重すぎない
このバランスが、
「小腹が空いたら、つい寄ってしまう」
という習慣を生んでいます。
どんどん焼きソース250円、しょう油250円、当店1番人気チーズどんどん焼き360円ソース味、しょう油、Wチーズどんどん焼き430円ソース、しょう油、 ピザどんどん焼き500円、食べラーどんどん焼き(自家製食べるラー油を巻き込)420円、カレーどんどん焼き、360円。
観光客にとっての魅力
観光地グルメとして見ると、
おやつ屋さんのどんどん焼きは非常に優秀です。
* 山形でしか食べられない
* 食べ歩きしやすい
* 待ち時間が比較的短い
* 写真映えより“体験価値”重視
「有名店で高級料理」ではなく、
その土地の日常を味わえる食べ物として印象に残ります。
こんな人におすすめ
* 山形らしい軽食を食べたい人
* 子どもから大人まで一緒に楽しみたい人
* 地元民に長く愛されている店を重視する人
* 食文化・B級グルメが好きな人
店名:どんどん焼き おやつ屋さん
住所:山形県山形市城南町2-6-16
電話:023-646-1344
営業時間:09:30~19:00
定休日:第1月曜日
アクセス:山形駅より徒歩5分
まとめ

本日は「DayDay」の特集、「行くべき世界の旅行先」山形県のグルメ情報を取り上げました。観光としてはグルメだけでなく、冬は蔵王の樹氷なども魅力でしょう。筆者にしても、冬の山形県は行ったことがありません。まあ、季節に関係なく、ぜひ行ってみたいですね(暖かくなれば…)。

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